だいたいプログラムを学ぼうとして本とかを買う。 んでハローワールドから始まって、ifを学んでforを学んで関数学んで、オブジェクト志向ならクラス学んでC言語ならポインタ学ぶ。 そして本を読み終わった人は考える。 この先どうすればいいの?と。 これ、いわゆる学生時代に学んだことを社会で役に立たない、って現象と同じなんですよねえ。 サインコサインなんて学んでも社会で役に立たない、とか。 しっかしこのサインコサイン、専門的な世界へ行くともう基本。 波長とかの世界ではこれが無いと始まらない。 そういうわけで、技術を学ぶ場合それを何で使うか、それが無いと勉強しようとしてもこれからどうしよう、で終わってしまいます。 プログラミングはあくまで手段。 目的では無いのです。 それに現場のプログラムを見ると全然学んできたことと違ったり。 現場のC言語なんてポインタは当たり前、ダブルポインタや関数ポインタなんてものまで出てきますから。 そして現場のWeb系言語はフレームワークに乗っているから、素の言語だけ覚えても全然理解できない。
だからこそ、逆に何を作りたいか、そのためにはどんな手段があるかって考えたほうが理解が早いです。 これは学生時代からそういう手段を学び続けてきたから仕方ないんですけどねえ。 自分なんかはたまに描画関連でsin、cos使うこともあるけど普通に生きてちゃ使いませんよね。 それに、急に「ああこれ昔習った」ってのが出てくることもあるからそういう学習が間違っているとも言い切れないですが。 ともかくプログラミングを学びたい、と思ったら作りたいものを考える事。 じゃないと大抵心が折れますよ。 つまらなくなってそのうちもういいや、となるのです。 自分も学生時代はそんなでしたから。