ソースコードというものは小さければ小さいほど綺麗に書けるけど、規模が膨らむにつれ、人が増えるにつれ汚くなっていく。 無駄も増えるし効率も悪い書き方が横行していく。 これはもうどうしようもないのですよねえ。 個人ならまだチマチマ直せるのだけど、組織となるとなかなかそういう作業に時間を費やせない。 んで新参の人がひどいソースだとか言い出す。 まあしょうがないわな。 が、結局直すこともできずにいつの間にかそれに順応してしまう。 無情かなこのスパイラル。 で、完全リニューアルの際に直そうとする。 が、やっぱり一人でできる作業量でもないからみんなでやる。 んでそれぞれ癖が出てしまう。 結果ちぐはぐになる。 完全内製ならまだ勉強会とかやって規約とか書き方をある程度は揃えられるものの、請負とか準委任とかになるとなかなかそれもやりづらい。 教育コストのほうがかかってしまう。 ってことでもう諦めましょう。 綺麗なソースコードにこだわるのなら個人でやれと。 小規模のサイトならともかく大規模なソースコードは基本手におえないのです。
フレームワークのようなものに乗っかっているのならまだともかく、制約の弱いC言語なんかはもっとひどい。 オブジェクト志向じゃない分設計がしっかりしてないとあっという間に崩壊してしまうのである。 自分なんかはそういう世界によくいたこともあるし、まあある程度はどうにか馴染めるのだが。 ってことで新しい会社へ入った時、ソースコードを見て幻滅しないように。 大規模の会社になるとだいたいひどいものですから。 みんな初めはきちんと書こうとしていたのですからね。