wordpressってのはDB、データベースと呼ばれるものにデータを確保しています。 そのためファイルが全部無くなったとしてもDBが無事ならファイルをアップロードし直せば基本的に復旧します。 そんなDBの中でももっとも重要なのがwp-postsと呼ばれるテーブル。 ここに投稿内容が全部詰まっています。 なので、復旧不能になっても最低限これだけは確保しましょ。 画面は見れなくなってもPHPMyAdminから見ればデータは残っているかもしれないので。 というかまずwordpressを使うのなら最低限データベースの基礎知識ぐらいは頭に入れましょ。 データベースとは規則的なデータの配列を格納する入れ物のようなもの。 エクセルのテーブルがあるようなイメージです。 商品名:みかん、単価:150円、原産地:愛媛 商品名:りんご、単価:100円、原産地:青森 とかこんな感じ。 んで、wp-postsの中には投稿日時や本文、下書きか公開かなどの情報がすべてつまっています。 タグとかはまた別の場所に入っているけど、タグのIDだけはwp-postsに入っています。 どうしても復旧ができなかったとしても、wp-postsのデータがあるってことは過去のデータが全部残っているわけなので、 極端な話新しいブログに手打ちで入れていくこともできるのです。
さて実際どうやれば取り出せるか。 大きく3つあります。 1.エクスポート ダッシュボードのツールの中にエクスポートってのがあるので、ここから書き出せます。 まあこれはwp-postsを書き出すわけではないのだけれど。 一番手ごろだけど、ファイルがでかくなりすぎるとアップロード制限に引っかかってインポートできなくなる可能性も。 2.バックアップ系プラグインを使う わかれば簡単なのだけれど、プラグインの仕様にもよるし、だいたい英語なので苦労するかも。 3.PHPMyAdminやMySQLDump MySQLDumpはsshつなげないと基本的に動かせないのでPHPMyAdmin。 だいたいどこのサーバーも使えるはず。 必要なテーブルを選択してエクスポートを選択すればOKです。 やり方はどれでもいいので、たまにでもいいのでバックアップは取っておきましょうね。