今日は「第二次惑星開発委員会」通称PLANETSさんという団体さんのイベント、
「ものづくり2.0」に行ってきました。
去年のニコニコ超会議2の言論コロシアムで熱かった
評論家の宇野常寛さん&ジャーナリストの堀潤さん、
先日ニコニコ超会議3のニコニコ学会で少しお話した
魔法使いことメディアアーティスト落合陽一さんなど、知っている人も多かったし
何か面白いことになりそうな気がしたので。
全体的に聞いていて引っかかったのは、日本のメディアの寂しさ。
加賀谷さんのnecomimiも海外だと「どういうコンセプトか」「なんでつくったのか」という
評価になる。
んで、脳波を読み取るという技術に注目があびる。
それが日本だと「技術のむだづかい」「何の役に立つのか」という意見が出てくるし、
necomimiという商品そのものに注目されてしまう。
落合さんの空中浮遊動画も、海外だと専門家もついて解説するのに、
日本だとライターが個人的に来るだけ。
なんか寂しいですよね。
結局そこにニーズがあるか、売れるかってのばかり気にしてしまうのが
日本なのかなあ。
シリコンバレーに勝てるわけが無い。
これはもう文化の違いなのでしょうね。
しかし、アイデアを形にする事に熱くなる人たちって素敵だなあと思ったり。
ニコニコ超会議3で宇宙エレベーター見た時にも思ったけど、
現実的に色々無理だろって思うものに熱くなれるってすごいですよねえ。
まあそれはデジタルソフトウェアの僕らも似たようなものか。
このブログにもところどころテンプレートじゃ足りない部分に関して
自分で手を加えたところがあったりするし。
こんなブログの機能あったらいいな、を形にしている点では同じかもしれない。
基本的に僕はハードウェアの世界とは違うところに生きているし、
むしろ世の中のものすべてを電子化したい、
電脳空間の住人になりたいと思うような人間だけど、
だからこそ色々と新鮮な意見が聞けたり。
そんなこんなでみんな熱いなーと思った2時間半でした。
お疲れ様でした!!