はてなさん、KDDIさん、ナターシャさんが共同で立ち上げたプロジェクトが本日公開されたそうだ。 それがWeb漫画の更新をチェックする、pingaというサイトである。 それはいいとして、まず驚いたのが「こんなにあるの?」と。 Web上でしかも無料で公開しているサイトがここまであるとは驚きである。 もちろん公開する目的はそれぞれでしょう。 ただの趣味って人もいるだろうし、2次的な作品へ誘導する人もいるだろうし。 が、何にしろこれだけたくさんの作品があるのだから、漫画を書いている、なんて全然レアでも無くなってしまっているのです。 当然ながら、人と同じことやっていても見向きもされないでしょう。 ストーリーや絵など何かしら惹きつけるものが無いといけない。 結局ブログなんかで読まれる手段がそのまま適用されていくんでしょうかね。
で、一番困った人がプロの漫画家である。 これだけ無料で公開されている漫画が増えてきているのだから、相当気合いをいれないと買ってもらえない。 野生のアマチュアのほうが面白いなんて言われたらシャレにならないぞ。 ジャンプとかって競争が激しくて人気投票で下位に落ちるといわゆる10週打ち切りになるけど、実際それが色々な漫画界に進出してきてしまうのかもしれないですな。 そしてアマとプロが入れ替わっていく。 まるでプロスポーツの1軍と2軍制度だ。
というわけで、読者は楽しめるもののプロにとってはだいぶ笑えない世界になってきているようです。 みなさん頑張りましょう。