先日読んだ本。 5年後働く自分の姿について色々な人が意見を述べた本だそうです。 ライフネット生命保険の加藤嘉一さん、 LINEの田端信太郎さん、 元陸上選手為末大さん、 トレンダーズの経沢香保子さん、 NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん、 東大大学院の古市憲寿さん、 エコノミスト飯田泰之さん、 ハーバードの岩瀬大輔さんという豪華顔ぶれが共著しています。 一人一人の文字数的にはそんなに多くないのだけど色々な考えが読めて面白いなと思います。 ただ色々な考えが集まっている分、ばしっと方向性が定まっていなくてどれを信じればいい、って事になりがちな気も。 学生向けなのか新卒向けなのか30代くらいの人向けなのか、 微妙にターゲットも分かりづらかったような気がしなくもなかったような。 でもけっこう日々をなんとなく生きていて、5年後どうなっているか分かる人って少ないですよね。 特に学生なんて逆に5年後の自分の姿なんて見える人はそうそういないのでは。 自分にどんなことが向いているかとか、自分の得意分野とかなんて実際に仕事して初めて気づくことも多いし、 みんなそんなもんだから、そこで自分を卑下しても仕方ないと思います。 社会に出れば色々な事にぶち当たるし、学生時代以上にいろいろ勉強するし。 色々なところに歩んで、自分らしい道を探してみるしかないですよね。 そして逆に、5年後の自分をきっちり思い描きすぎてしまうと逆にそれに囚われちゃう可能性もあるし。 他にもっとやりたい事が見つかれば、突然道を変えてもいいのが人生でしょ。 だから5年後を思い描くならけっこう漠然としてたほうがいいですね。 ちなみに僕は5年くらいしたら1000人位の前で講演とかしてみたいですな。 それくらいの人が集まってくれるような人間になれるのか。 なれると信じましょう。信じれば叶う。