スマホ仮面SPECIALの台詞より。
「ネットでスマホ仮面を見つけた時、本当に面白いと思った。
正直悔しかった。
こんな事は俺達にはできないって、そう思ったらめちゃくちゃ悔しかった。」
僕はけっこう幅広い事やってるのもあって、本業でそれを専門にやっている人には全然かなわなくて。
だからたまにそういう思いが生じることもある。
でも、そういう悔しさって、自分に関心があるからこそ感じる思いなのですよね。
以前、すごい人を見た時には憧れるんじゃなくて悔しがらないといけないとか書いたけど、
これって自分がやりたい事、自分が望んでいる事だからこそ悔しいって思うのですよね。
プロのサッカー選手がどれだけすごい動きしたとしても、プロの料理人がどれだけ美味しい料理を作ったとしても、僕はすごいとは思うけど悔しいとは思わない。
だから僕はその人達のレベルには絶対たどり着けない。
きっと人を成長させるものは、もちろんワクワクもそうなんだけど、悔しさってのが非常に大事なんですね。
楽しんでやる事はもちろん大事なんだけど、もっと凄いものを作りたいって思う人は、絶対に何度も何度も悔しい思いを抱える。
それが本当に自分にとって大切な価値観だから。
逆に悔しいと思わないでただすごいと思っている分野は、自分には向いていないもの。
自分のワクワクがないから関心が無い。
関心が無いから悔しさもない。
堤監督もきっと自主制作映画を長いことやってきて悔しい思いをきっと感じたんだと思います。
時空動画もあまり話さないけど、色々と悔しい思いをして来ているんだと思います。
それは彼らが作品に対して本当に強い思いを抱いているから。
だからこそどんどんすごい作品を作れるようになっていく。
そしてみんなが応援してくれる。
自分のやりたい事が分からないとか自分のやりたい事が見つからないとか、
そういう人は自分が悔しいと感じるものを探すといいのかもしれませんね。