人間、常に明るく振る舞おうとしてもそれは無理ってもんです。 たまには悲しい思いに包まれることもあるでしょう。 でも、その悲しい思いに浸っている自分をよく見つめてみると、それもまた大切な事だと気付けるのです。 いつも笑っている人間でも、どんなにすごい人間でも悲しい思いを抱えたりします。 おそらくビル・ゲイツでもスティーブ・ジョブズでも孫正義でも。 人知れず色々な悲しみを抱えたりするものです。 やっぱり彼らもまた人間なんだから。 重要なポイントは、なんで悲しくなるのか、なんでこういう思いが湧いてくるのか。 理由もなく悲しい思いになるわけもなく、悲しい思いがわき出すのはそこに必ず理由があります。 楽しいことの反動だったり、嫌なことがあったり。そこに弱さがあったり。 でも、その自分を否定すること無く受け入れてあげましょう。 弱さを持っている。悲しい時に悲しむ。 そういう哀を、愛してみましょう。 そうすれば、また強い自分を生み出すことができます。 強い人ってのは自分の弱さを知っている人。そしてそれを受け入れている人です。 誰にだって弱さってものがあるわけで、その弱さをいかに他の人に頼れるか、 そこが大物になれるポイントなのでしょうね。 悲しみも怒りも、ネガティブな感情も大きければ大きいほど、 少しベクトルを切り替えるだけで大きな力になるものです。 逆にポジティブな力が強すぎる人は、少しベクトルを間違えてしまったら 大きなダメージになってしまいますので気をつけましょう。