好きを仕事に、の「好き」を理解する

好きを仕事に、ってよく言うじゃないですか。
それは良くない、好きを仕事にしちゃいけない、そういう人もよく見かけますが、個人的には好きを仕事って正しいと思うのです。

が、実は色々落とし穴がありまして。
その好きを間違って捉えたりする人をすごく見かけます。
だからこそそれを仕事にすると失敗する人もすごく見かけます。
これほんとに。

好きの奥にあるもの

例えば料理が好き。だから料理を仕事にする。
これだけじゃ全然足りなくって。これだけで仕事しちゃうとだいぶまずくって。

なぜかというと。
料理を作るそのプロセスが好きという人もいれば料理を食べてもらうのを見るのが好きな人もいる。
料理を売ることが好きな人もいれば料理の深みを追求することが好きな人もいる。
一人で作るのが好きな人もいればみんなで作るのが好きな人もいる。

色々幅が広すぎるから、料理が好きってのは非常にアバウトで大雑把で、表面的な好きにしかなってくれません。
これじゃだいたいうまくいかない。
つい何ヶ月か前、自分の周りで料理人としては優秀なのだけど経営戦略が駄目駄目でお店潰した料理人さんがいました。
こういうクリエイタータイプって、それ以外をサポートできる人なり組織がいないと全然活かせないんですよね。

だからこそ、ここをしっかり理解しないと好きを仕事に、ってのを勘違いして失敗したり、好きを仕事にしてはいけないという話につながるのです。
本当に理解すべき好きってのはその奥にあるもの。あり方とかやり方とか。
原動力とか突き動かすもの、とか言い換えたほうがわかりやすいかも。

プログラムと料理とか、一見違うように見えてパーツを組み立てる、効率よく組み立てるとかそういう部分は一緒だし。
物事を最適化するのが好き、なんて人だとどっちの分野でも活躍できたりします。
意外と料理好きな理系って多かったりするのですね。

まあそんなわけで単純な名詞、動詞だけじゃなくて形容詞とか副詞のついた好き、を見つけられるとより自分の好きに近づけるかと。

好きに集中する

さて、そういうことを踏まえた上で自分の好きをしっかり理解した後、その先に好きじゃないところをどう補うか、が出てきます。
具体的には誰かのもとで働くとかフリーでやるとかそういう方法が出てくると。
好きを仕事に、はあくまで戦略でありそれをどう活かすか、という戦術は別途考えないといけななーと思うのです。

フリーでやる場合、事務やら経理やら色々つきまとってきますが、経理苦手な人は税理士に投げたりと対策を取ることもできます。
wordpressのプラグイン管理が面倒だからレンタルブログ使うって人もいます。
作詞家がいて、作曲家がいて、プロデューサーがいて、バンドがいて、それでやっと音楽という商売になったりとか。
その好きをサポートしてくれる人がいてこそ好きなことに集中できる。そして仕事につながるようになるのです。
で、その延長線にあるものが組織であり会社なんですよね。
組織が合わないという人もいますが、やっぱり合理的に考えると会社って素敵だなと思うのです。

自分の好きはどこにある?

で、自分の好きや得意がわからないって人も多数います。
フリーランス交流会とかだとすごくそういう人と会います。

こういう人におすすめすることは、本当に小さいところから探していくべきかと。
例えば好きなゲームのジャンルとか、好きな映画とか。
どうぶつの森みたいなものづくりが好きとか、RPGみたいに成長が好きとか、アクションみたいに刺激が好きとか。
ここは一つのヒントになりますね。
振り返ると自分、ものづくりジャンルのゲームは好きだった気がするし。

もう一つはどうしても自分が嫌なことを見つけること。
組織のルールとか人間関係、働く場所などなど。
ここを少しずつ除外していけばいずれ自分の理想する働き方が見つかってきます。
それが本当の好きを仕事にする、なのです。

これ、一朝一夕で見つかるものでもないし、何ヶ月かしたら好きだったものが好きじゃなくなったりするので、すごい長期間かかるのですが、その中でもやっぱり変わらないものってきっとあるので、そこを探してみると答えが見つかると思います。

ちなみに自分にとっての「好き」はこのブログのサブタイトルでもある
「頑張るあなたを、応援してます。」
行き着く先はここ。要はサポート活動。
ブログとか、プログラミングとか、占いとか、ジャンルは違うように見えてもこれらすべてが
「自分のスキルで誰かを輝かせる」
という軸に結びついていて、これこそが自分にとっての「好きを仕事にする」なのです。