小玉歩さんの『あなたはまだ本気出してないだけ』って本が なんか電車の広告で人気らしいと書かれていたのでちょっと読んでみることにしました。 自己啓発本ですねえ。 いわゆる夢をかなえるとか、成功者になるとかそういう系の本。 1セクションあたり1000~2000文字程度で35セクションくらい。 自己啓発系のブログとか頻繁に見ている人にとってはちょっと物足りなく感じてしまうかなあ。 あまりブログ読まない人にとってはすごくいいかもしれないけど、 なんかどこかで聞いたことがあるような内容も多かったり。 「成功のための道すじを明確にしよう」とか、 「叩かれるのを怖がらない」とか、 「社外にメンターを作ろう」とか、 「読書は最も費用対効果のよい自己投資である」とか、タイトル見ただけで分かるよな、ってのも多い。 でも「昼飯は食べるな」とか 「身の回りはイエスマンで固めよう」とか 「1日3時間はネットサーフィンで流れを読む」とか、 ちょっとあれ?って思うものもあったり。 こういう本は例えばノートを用意して日々どんなことを書き込むとか、 どういうソフトを使うとかが無い分、読んだだけで何もしないってなりがちなので いいこと書いてあっても活かしにくいのが残念ですね。 いい本ではあるものの、もっとガツンとくる台詞が欲しかったかなあ。 この本自身もっと深く濃くできそうだし、まだ本気出してないでしょ、と思ってしまいました。 自分の経験とかもしっかり書かれているので、一度読んでみてもいいかと。