先日WSLってのが出てwindows上でbashが動く、と話題になっていましたが なんだかWindowsストアでWindows上で動くLinuxがリリースされたぞ、という記事をみかけたので早速使ってみました。 (2019年pengwinという名前に変わったそうです)

インストール方法

WSLの起動確認

まず、Windows Subsystem for Linuxが有効化されているか確認しましょう。 コルタナさんの検索ウィンドウ開いて、Windowsの機能と検索します。 んで、Windowsの機能の有効化または無効化を開きます。 もしくはスタートメニュー内のWindowsシステムツール→コントロールパネル→プログラムからも開けます。 Windows Subsystem for Linuxが有効化されているのを確認してください。

WLinuxの購入

windowsストアからWLinuxを探して購入してください。 現在は1000円で買えるようです。 そしてインストール後普通に起動させれば終了です。 聞かれるのはユーザー名とパスワードのみでした。

GUIアプリを起動

X410っていうアプリをインストールすれば仮想Xサーバーが立ち上がるので、普通にgeditとかも起動できます。 gnome-terminalとかターミナルアプリが動かせるのがすばらしい。 GTK+使ってないQtとかも動くのかな?

その他気になった点

・rootのパスワードがよくわからん。聞かれなかった。 とりあえずsudo使えるからsudo su -でrootになれるので、そこからパスワード設定させればいいです。 ・timezoneがDSTというものになってた。JSTじゃない。 ・ifconfig叩いたらNICはloに加えて3つ設定されていた。何に使ってるんだこれ? ・viがnvimにエイリアスされている。neovimですね。 ・デフォルトだとコメントとかが黒字に青で超絶見づらい。puttyとかと一緒。 ・ps auxうったらデーモンが皆無。Webサーバーには向かないですね。もちろんsshdとかもいないのでlocalhostへのsshなんかも不可。 ・/mnt/c/とかでCドライブにアクセスできる。ディスク容量はCドライブと共用。新たにパーティション切られたりはしてません。メモリも共用なのでwindowsに8GあればLinuxも8Gになります。 ・Powershellと違ってctrl+aとかctrl+eとかのジャンプ、ctrl+uとかctrl+kの文字削除も普通に使える。homeとかendキー不要。 コピーはctrl+c(選択だとコピーされない)、貼り付けは右クリック(ctrl+vだとペーストされない) ・git 2.11.0やopenssh 7.4、openssl 1.1.0なんかも入ってた。javaやgccやemacsは無い。php、rubyはいないけどpython3はいる。python2はいない。 ・BELLがうるさい。/etc/inputrcにset bell-style noneを入れましょう。

まとめ

ざざっと使った感じはcygwinとかMSYSみたいですね。 mobaXTermにもこんな感じの機能あった気が。 悪くは無いけどデーモンが使えないのはちょっと残念。 まあwindowsファイルに対してfindやgrepが使えたり、aptでパッケージ増やせるのはありかも。 気になったところは随時追記していきます。