本日今動いているソースコードの新しいクラスのレビューをしていて、なんか楽しかった。 レビューアとレビューイがお互いに意見を出し合って、 より良くしようというとしていたのが原因。 ある意味アイデア出しの会議。 やっぱり同じ方向を向いた会議ってのは楽しくなりますね。 一般的に言われるレビューって、相手に対して承認をもらうとか ダメ出しをもらうとか、そうなりがちだけど、 それだとどうしても上下関係になってしまう。 OKもらえた、とか合格した、ってのはやっぱり違う気がする。 そうじゃなくて、あくまで対等な関係として 「こっちのほうがいいんじゃない?」 「じゃあこうしてみます?」 「おおいいね」 となるとだいぶレビューというものが楽しくなってくる。 まあこういうアイデア出しとか、そういうのって 一般に言われる査閲って意味のレビューじゃないかもしれないけど。 レビューってのを、自分の気づかない点を受け入れて さらによりよいものを作るためのものか、 それとも査閲とか指摘を受ける場所と捉えるかでまた変わるかもしれないですね。 ミスを見つけるか、改善点を見つけるか、着眼点はレビューアしだい。 もちろんミスを減らすのは大事だけど、 もっとより良くするってのをレビューのポイントにすると良いレビューと言えるのかな。 ただこういうレビューをするにはお互いのスキルがある一定量を超えていないと難しいし、 同じ方向を向かないとなかなか「指摘」するって感じになりやすい。 そしてどうしてもスキルがあるとリーダーとかになるから 部下の作ったものを上司が見るって感じになりやすい。 だからそうそうこういう会議はできないんだけど、 本日久々にそんな会議になってだいぶ楽しかったです。 エンジニアの魅力はこういうところにもあるのかも。 まあ多少コーディングの宗教論争が入るのは仕方ないか。