自分は大手会社のWebサービスに携わることも多いのだけど、
大手会社だからサービスのソースコードが素晴らしいかというと実はそうでもない。
余裕のリリースってそんなに多くもなく、ギリギリでリリースとかも少なくはない。
当然後半のプログラムはだいぶ怪しくなってくる。
だから本来はこの怪しいプログラムを改めて綺麗に書きなおす、そういう時間があるべきなのですが、そのまま次のリリースの計画に入っちゃったりすることも多いのですよねえ。
先へ先へって進もうとしちゃうと、どうしても足元が弱くなる。
スピードだけを重視しちゃ駄目で、3歩進んで2歩下がったほうが結果的にがちっと足元を固められるんだろうなあ、と。
もちろんこういうメンテナンスコストって、やってもやらなくてもサービスの機能には何も変わりがない。
でも、それをしっかりやっているサービスとやっていないサービスでは後々大きな影響が出るんじゃないのかね。
common配下に似たような名前のクラスがたくさんあって、それぞれが連携しあっていてどのクラスを呼べば動くのか分からないのはどうにかしてくださいよ。
5重6重と継承されたクラスを解析するのはしんどいです。
有名フレームワーク、WordPressとかcakePHPとかの中身を作る人はどうやってるのでしょうか。あれくらいになるとドキュメントもけっこうあるからどうにかなるのかな。
ま、この業界どんどん作る人が入れ替わるし、開発ペースも早いから無茶ではあるかもしれないけど。愚痴るわけでは無いのですが、なんかあまりいい方向に向かっていない予感がしますな。