村上福之氏の記事。 企業は有名エンジニアや有名コミッタを高額報酬で雇うべきか? 有名なエンジニアを採用としたら800万円くれ、と言われた。 エンジニアに払えるのは400万円だ、とのこと。 ま、言いたいことは分からんでもない。 ほとんどのエンジニアの年収は300~500万程度でしょうから。 世の中には平均的な相場ってのがある。 いくら性能がいいとは言われても日本の家電は海外の家電と比べると割高感を感じる。 そんなわけでどんなに優秀と言われても、手を出しづらいってのはまあ理解できなくもない。 AWSは良い物だけど、やっぱり価格はちょっと高いし。
経営者が愚かって意見が多そうに見えますが、それもまたうーむ、と。 プログラミングは実はコミュニケーションとかも大事で、周りとの協調性が無いとその人の性能はガタ落ちになる。 そしてそういう優秀な人とうまくコミュニケーションを取れるのはやっぱり同じくらい優秀な人になる。 だから、おそらくその人を雇ったとしても、周りとうまくいかずにあっけなく辞める可能性は高いのではないかな、と感じるのですよね。 その人の価値がわからないから雇わない、というかその人が輝ける場を提供できる価値が無い、というほうが正確かな。 正直、この経営者が優秀な経営者じゃないってのは分かるけど、この人を雇ったほうがよほど無能な経営者じゃないか、と感じたり。
でもそれだけ優秀だと自負するのなら、試しに契約社員とかで使ってみるのも手では無いのかな、ってのもありだったのかも。 年収400万円の人よりもはるかに優秀だと感じれば改めて正社員とかにしてみるとか。 ハナから否定は分からなくもないけど、ちともったいない感。 ま、結局のところ性能がいいものを買ったとしても使いこなせないってのは、自分がそのレベルに達していないからですな。