昨日のjMatsuzakiセミナーでちょっと引っかかったところ。 一般的には日記なんて誰も見ない、情報を書くべきってのがブログ論だったりする。 でも彼は日記を書くべきだ、と気持ちが変わってきたらしい。 そして彼の話を聞く限り、それは確かに一理あるなーと思ったり。 ブログは大きく分けると2種類に分かれます。 日々の日常を書き綴った日記と、情報とかハウツーを書いたもの。 んで、日常ってのは非常に検索にも乗りづらいし、せっかく来た読者に何も残らない。 そういう意味で言うと確かに情報系の記事のほうがいい。 ただし日記はその人のファンですってのを示すわけで、 検索エンジンが無いとしても来てくれる読者がいるってこと。 情報系は検索エンジンが死亡したら誰も見に来なくなる。 だから日記のほうがいい、と。 僕はこれ聞いて思ったのですが、日記ってけっこう広いな、と。 1つは普通の「今日はカレー食べました。美味しかったです」ってやつ。 もう1つは僕のような「今日仕事でこういう事があったけど、これはあーだとかこーだ」とか 日常に自分の意見を付け加えたもの。 そして最後の一つはiPhone発売とかのニュース系。 こういうのも情報っぽいけど、やっぱりその日注目したニュースってのは日記の一部なのですよね。 情報ってのはたぶん、時間軸の影響を非常に受けづらいのですよね。 レシピとか運動方法とか、いつ見ても使える。 んで、情報系のほうが確かに人の役には立つのだけど、 これ誰が書いても似たような感じになりやすい。 さらにその人の感情ってのも反映されにくい。 対して日記はその人の日常であり、その人にしか書けない。 もちろん最初に書いたカレー食べました、とかiPhone出たよ、とかは別として。 だからステレオタイプみたいにブログに日記を書くな、ってのは ちょっと違うのかもしれない。 日常を描くのだけれども、その人にしか無い情報を付け加える。 それが一番いいブログの形なのかなーと思った。 だから情報系記事を中心にしている人は自分なりの考えを、 日記記事を中心にしている人は自分なりの色をつければ もっと良いブログになるのかもしれませんね。