黒須あゆ美さんの「本当の「居場所」が分からない大人へ」を読んでみた

Author:
Screenshot_2015-03-29-13-58-18

僕と親しくしている団体、時空動画で以前飯田卓也さんという役者さんが活動していた。

彼が以前活動していた団体にZ団というものがあった。

そういう事もありZ団のホームページを見たりして、黒須さんの事は名前は知っていた。
気まぐれに彼女が脚本を書いた舞台を観に行ったこともあるし、彼女が出演した舞台を観に行ったこともある。
ブログにコメントとかしたこともある。

Z団jr『私の嘘、僕の嘘』行ってきました(アメブロ)
トウキョウ演劇倶楽部「to U~友情を超えた狂気を君に送る~」に行ってきました

そんな縁で直接会って話をしたことこそないものの、オンライン上では一応知り合いである。

さてそんな黒須あゆ美さん、以前から自己啓発系というか心理系のブログを書かれていて
役者にしては珍しいなとも思っていたのだが、今回電子書籍を出版されたらしい。
ってことで早速購入して読んでみました。

自分の過去の体験とコーチの体験をもとにした「自分の居場所」ってのをテーマにした本ですね。
夢や目標の適切な立て方とか、行動が起こせない原因とか素敵な文章だと思います。

ですが。
全体を通してみると、なんかちぐはぐさが。

一章で自分の学生時代の体験を語り、そこでコーチと出会った、そこまではいい。
二章で夢の叶え方、三章で行動の起こし方とだいぶ方向が変わってしまう。
テーマのはずの居場所はどこ行った?

夢を叶えることが居場所を作ることに繋がるのか、行動を起こすことが居場所を作ることにつながるのか。そう思って読むと四章を見るとまた話が繋がらなくなる。二章三章と一章四章が噛み合っていない。

うーん、なんか言葉足らずですなあ。
ワンクッション欲しいし、テーマと絡めたほうがより伝わるなーと思いました。

僕だったら一章は同じだけど二章でコーチングと出会った事により自分の居場所を見つけた、自分の居場所が今まで無かった原因に気がついたという感じの過去を語る。

三章はこの本の二章の内容に加え、「夢や目標を持てと言われることが居場所を失ってしまう」とか、「夢や目標へ向かう人に合わせてしまうから居場所が無くなる」とかそんな感じ。
四章も同じだけど、こっちは「行動することで居心地の悪い居場所からもっと居心地の良い居場所を築き上げよう」、ってほうが3章とは違った側面のアプローチになるか。

んで五章にまとめる、という構成にすると思うなあ。

あと、一章の最後にいきなりアクションとか書かれて、え、これハウツー本なの?とか思ってしまいました。

なんかぼやけているのですよね、伝えたいことが。
コーチの視点としてどう居場所を確保するべきかというハウツーを伝えたいのか、それとも自分の過去と同じような道を歩んでほしくないってのか。それとも夢の叶え方を書きたいのか。どこを書きたいのかがいまいち分からなかったです。

夢の叶え方や行動の起こし方は別の本にしたほうが良かったかも。

でも一つ一つ個々のパーツで見るととても良い文章だと思うし、もっと練習すればさらに良くなりそうですね。
今後に期待。
なんか辛口な批評になってしまって申し訳ないです。

ニアミス多くてなかなか会えないけど遅かれ早かれいつか会うと思うし、その時にじっくりお話したいすな。

Share on Facebook
Pocket