倉下忠憲さんの「ブログを10年続けて僕が考えたこと」を読んで考えたこと

Author:
2015-05-31 10.36.49

R-Styleの倉下忠憲さんがまた電子書籍を出したらしい。
ちょっと気になったので早速読んでみました。

内容はメルマガで出していた内容を再編集したもの。
ある意味一年がかりの大作と言えなくもないわけですな。

しっかし正直、これ商業出版じゃ出せないだろうな、という印象。
というか売ろうとして書いた本なのか?という印象を受けました。

表紙はこれでもかというくらいのシンプルさ。
僕は次の本の表紙をどうしようか、とPhotoshop開きながらうーんと唸っているというのに。

読者へのアクション要素も無く、ブログのアクセスを増やす本でも無ければ、ブログの書き方をどうこうしろという本でもなくて、この本は自分が思ったことを述べ続けている、まさに名の通りの「僕が考えたこと」なのです。

もう何度も本を出している倉下さんはまだしも、僕が出したらこのタイトル+表紙+内容では10部も売れないだろうなあ。
もちろんそれを否定するつもりは無くて、電子書籍ならこういうあり方も全然ありかも、とは思いますが。

ただ、ここについては非常に同意。

今後は、ナレッジ・シェアの場はセルフパブリッシングに移行していくのかもしれません。費用がかからず、参加資格も必要なく、敷居が低い点は、ブログと共通しています。昨今のブログ状況に違和感を感じている人たちが、ブログとは別の場を求めてそちらに流れていく、あるいは両方の場を活用する。そうしたことが充分考えられます。

僕もブログとセルフパブリッシングの共存、という世界を構築しようとしている人間でして。ブログで人気の高かった記事を20000~30000文字へ膨らましてセルフパブリッシングという計画が動いているのです。

倉下さんがランディングページも書いてあるとおり、2000字では伝えきれないこの想い、というかブログという媒体には長くなりすぎる内容ってのがまれにあるのですよね。

それをどんどんセルフパブリッシングしていきたい、と。
「続きはWebで」の代わりに「続きは電子書籍で」としていけばパクり対策にもつながる気がしているし。

その第一弾「ブログの更新頻度を上げる本」が現在編集中。元の記事は1500文字くらいだけど膨らましたら25000文字くらいになった。
第二弾「学生時代に打ち込んだこと」も計画中。(こっちは群雛に載せようかと考えている)

もちろん、時間が経てばセルフパブリッシングにもブログと同様の変化が起こるかもしれません。ある種の人々が介入しはじめると、あっという間に場が変質してしまう、というのはインターネット世界でもよく見かける風景です。

そう、だからこそ今のうちに手を出しておきたいのですよねー。
有名人が参入してきたらあっという間に僕のような弱小は隅っこに追いやられてしまうから、その前にある程度の地位を確立しておきたいとも考えていたり。

というわけでまとめ。
この本は巷にあるノウハウ本とかでは無く、著者の考えを綴った本です。
お悩み相談的なものはあるものの、ブログもメルマガも見たこと無い人にはイマイチおすすめできないかもしれないという印象を受けました。
もちろん、倉下ファンにはいい本かと。

そんな感じの本です。

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