加藤秀視『自分を愛する技術』を読んでみた

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前々から注目していた女優兼コーチングをやっている黒須あゆ美さんが
加藤秀視さんという方の「自分を愛する技術」という本を紹介していたのです。

せっかくなのでちょっと読んでみることにしたのですが、
これ、すごくいい本だったのでびっくりしてしまった。

内容は自分を変えていく方法、いわゆる自己啓発本ですね。

この本では、人の自己変容は3段階に分かれると書いてあります。

ステージ1は「アクション」と呼ばれる領域。
行動とか計画とか、いわゆる体を使って管理するテーマがこの領域。

ステージ2は「マインド」と呼ばれる領域。
アファメーションとか信念とか、いわゆる心を使って管理するテーマがこの領域。

そしてステージ3は「セルフラブ」と呼ばれる領域。
純粋意識や自己肯定感、ワクワク、使命感など。
魂がどうあるかという領域。

本を読んだ後や悔しい想いをした直後はモチベーションも高く、「やってやるぞ!」という情熱にあふれているんだけど、一日二日経てば、その気持もなんだかうやむやになってしまい、すぐに元に戻ってしまう。
そしてまた、現状に嫌気がさしては新しい本に手を出してみたり、「何かを変えよう」と一念奮起して新しいことを始めたりする。(P.43)

こういういわゆる自己啓発セミナーとかで情熱を上げるのは
ほとんどがステージ2の領域であり、
ステージ3の土台を作らないままスキルやノウハウを追い求めると、
結局自分を変えることができない、という話に納得。

要はU理論だ。
自分の内側、内面から溢れ出る「それをやらずにはいられない」思いにたどり着けるか。
それが自分を変える鍵なのですね。

他にもすごく良い文章がたくさん。

結局、人は『好きな人のためにしか頑張れない』ということ。人は、愛する自分だからこそ成長意欲がわいてきたり夢や希望を与えようとするんだ。だから、自分を愛せなければ、自分も自分のために頑張れなくなってしまうんだよ(P.65)

これはすごい分かる。
お金のためじゃなく、愛するもののために自分の力を使いたい、
それが自分の夢だから。

人は、苦境や逆境に負けず、大切な人のために挑戦し続ける姿に心動かされ、感動する。だから、存分にキミの愛を表現しなさい。全力で夢を追いなさい。愛する人を大事にし、やりたいことにチャレンジし、失敗した姿も弱い自分もすべてさらけ出し、そして得た豊かさは周囲の人にシェアしなさい。その生き様は必ず人の心に残る。そんなキミの姿を見て、多くの人は変わっていくんだよ。(P.119)

この文章すごく熱くていいですねえ。感動する。

人は、夢ややりたいことにチャレンジするとき、必ず挫折する。そして、何かうまくいかないことがあると、どうしても他人か自分のどちらかを責めずにはいられない。
そうやって多くの人が自分を愛することとは正反対の行動をとり、夢をあきらめていく。(P.173)

挫折しないってことは、チャレンジできていないことなのかもしれないですなあ。

ただちょっと主人公が優等生過ぎるのが残念かな。
嫌われる勇気とかは主人公が駄目な点多くて共感を持てたけど、
こんなにうまくいかねーよ、って思っちゃうかもしれない。

でも非常にためになるし、なるほどと思える部分が多くて読む価値あり。
むしろぜひとも読むべき。

いやーいい本に出会えた。
興味がある方はぜひ購入してみましょう。

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