星占いの世界では今現在水星が逆行という状態になっています。 知っている人も多いかと思いますが、水星逆行は交通機関の遅延とかデータの消失が起こりやすい時期。 さて今回はこの逆行についてお話しましょう。 地球から水星を見ると、本来は牡羊座→牡牛座→双子座という方向に進んでいるように見えるのですが、 今現在は牡羊座→魚座→水瓶座へ進んでいるように見える時があるのです。 半径の短い円と長い円の上を球体が回っているのを想像してみればなんとなく分かるかと。 短い球のほうが速いから、球と球を直線でつなぐと右回りなる瞬間があるはずですね。 それを逆行といいます。 んで、天体が逆行すると水星の持つエネルギーが弱まって止まったり戻ったりしてしまうのです。 水星ってのは情報とかコミュニケーションとか知性とか伝達とか神経を表す星。 それが逆行することで交通の遅延とかデータの消失とかメール送信のうっかりとかが起こりやすくなるわけなのです。 神経も表すから人によっては持病とかが出てくるかもしれませんね。 ですが、もちろん逆行ってのはすべて悪いわけじゃなくて、良い点もあります。 コミュニケーションが後戻りするってのは、過去のコミュニケーションが戻ってきたりすることもありがちです。 すなわち旧友との再会。 またデータが後戻りすることで、過去に無くしたものがでてきたりすることもあります。 なんかうまくいかないと思ったら昔のやり方をもう一度試してみるとか、過去を振り返る。 当時は上手くいかなくても今なら上手くいくかもしれませんよ。 逆行だ、嫌だなあとか思わずに、あくまでプラスに考えるのが占星術を活かすコツですね。