ここ数年で突然Laravelの人気が上昇しましたよね。 その理由は一体何でしょうか。 少し考えてみましょう。

CodeIgniterのライセンス問題

軽量フレームワーク、CodeIgniterというものがあります。 が、このフレームワーク、数年前にライセンス関連でごたごたがあったのですよ。 んでユーザーが離れて、そこでLaravelに火がついたと言われています。 もちろんそれもあるのでしょうが、Laravelはそこそこ重量なフレームワーク。 軽量を選択するならPhalconになるでしょうか。 ってことで、これだけが理由じゃないですね。

自由なフレームワーク

このフレームワーク、使ってみると分かるのですがとことん自由な印象を受けます。 まずModelディレクトリが無いし、MVCにこだわらないというのがポイント。 Web系フレームワークはModelとViewが離れすぎな、いわゆるMVC2と呼ばれる形になりがちですがこいつではそんなこともなく。 極端な話、routeだけでも開発できてしまいます。 一般的に設定より規約とか言われがちですが、このフレームワークはそんなの完全無視なフレームワークですからね。 もちろん短所にもなるけど長所にもなるし。 クラス単位で自由に書けばいいじゃん、という印象を受けるのです。

最新機能搭載

Laravel5.4からはwebpackを標準搭載だったり、package.jsonの中にはvue.jsがデフォルトで入っていたり、かなり最新の流行を追っているな、という印象を受けます。 そんなわけでこのフレームワークを追いかけていけばwebの最前線についていけるというわけ。 個人的に革新的なのはすばらしい。

まとめ

もちろん使うにはそれなりの癖があるし、javaとかc#とかから入ってきた人はすんなり行けるものの、phpのwebフレームワークをやってきた人にはとっつきにくいかも。 が、やっぱりオブジェクト志向っぽいフレームワークであり、非常に好きなフレームワークですね。