たまーに、セミナーとか会社で前に出る人がホワイトボードに何か書こうとするとよく出る台詞。
「私、漢字苦手なんです」
なーんか違和感を感じた。
そして気付く。
こういう台詞言ってる人たくさんいるではないか。むしろそれがデフォルトになっているのではないだろうか。
もう皆様御存知の通り、世の中大人も子供もスマホを使う時代である。
IT化によって紙に書く事は非常に減った。
せいぜい手帳とか付箋レベルでしょう。
そのせいで文字を書かないから漢字を忘れるようになる。
しごく当然な流れである。
だから別に漢字書けないのをわざわざ公言しなくてもいいのではないですかね。
みんな同じなのだから。
ここで「それでいいわけない」と書こうとしたが、その論拠が思い浮かばなかった笑
ってことで別にそれでいいんじゃないですかね?
もちろん大人(老人)はそれに批判するでしょう。最近の若いものはうんたらかんたら言うかもしれません。
が、必要ない能力が廃れていくのは世の常であるわけで。
きっと米とか稲作が始まった時代あたりでは「狩りができないとうんたらかんたら」とか言う人がいたのではないでしょうかね。
となるとこの後の未来では「書く」という文化が消えていく?
いや違うか。「書く」という技術が衰退する、ですな。
漢字を書けない人が大半になる→その漢字そのものを使わなくなる→中学くらいまでに習う漢字がすべて、という流れかな。
下手したら小学校で十分な量になる。
もしかしたらひらがな・カタカナも無くなってアルファベットになる未来があるかも?
もちろん数年で、なんて事はなくて数十年、百年単位の規模になるでしょうけど。
もう50年くらいした時、書くという文化がどうなっているかある意味楽しみですな。
象形文字になってたりしてw