おそらくPHP屋さんなら携わってきた人も多いであろうCakePHP。 どうやらこいつの2系もいよいよサポート終了の日が近づいてきているようです。 とりあえず情報をまとめてみましょうか。

CakePHP4のリリース

まず、CakePHP4系についての情報が少しずつ出てきているようです。 CakeFestというイベントでもそういう話があったようですし、徐々にRoadmapも更新されてきているようですね。 4.0-Roadmap CakePHP 3.4 and the Path to 4.0.0 どうやら年末もしくは来年頭ごろリリースっぽいです。 んでCakePHP2系最終バージョンと公式に発言している2.10系が登場しました。 2.10.0-RC1 こいつがLTSとなったら、1年バグ対処と1年半セキュリティ対処の後EOLとなるっぽいです。

次はどこへ行く?

ってことで2019年の今頃には完全にサポート終了となるので、それまでに手を打たないといけないかと。 まあPSR2もPSR4も対応していない2系は現在のweb界隈的には時代遅れっぽいところもあるし、サポート終了を待たずにとっとと違うフレームワークへ移るべきとは思いますが。 まだサポート期間だから、なんてのんびりしていたらこの界隈どうしようもないし。 サポート期間というのは次のフレームワークを学習する期間ですよね。 じゃあどこへ向かう?というのが次の課題。 ま、CakePHP4、symfony、codeIgnitor、Laravelくらいでしょうか。 fuel、zend、yiiは個人的に除く。

CakePHP4

まあそのままCakePHPを使うというのは順当な選択肢。 だけどなんか最近動きが重い気も。 個人的には今後廃れていきそうな気がしています。

symfony

CakePHPと比べると癖が強いですよね。 routing、doctorine、twig等の癖に慣れることができるか。 ちょっと移行コストは高いのではないか、という印象。

codeIgnitor

なにげに馬鹿にできないのがこれ。 昨今はcomposerがあるからそこまでフレームワークのシンプルさを問題にしなくてもいいのです。 フレームワークに足りないのなら持ってくればいいのだから。 むしろフレームワークのせいで、という弊害が無くなるぶん選択肢としてはありかも。

Laravel

人気のララベル。全部入りなのでなんでもこなす。 が、若干機能が豊富すぎて使いこなせないかも? Lumenもありですが、なんか使い方間違えるとcore i7+16Gメモリでネットとメールしかやりません、みたいな感じになりそう。 取り返しがつかなくなる前に、しっかり勉強と選定をしましょ。